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日本人の大半が、知らない間に投資を行っている理由

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実は日本人の大半が現在進行形で投資を行っています!!!

なんて、投資を促す為の嘘に聞こえますが、銀行にお金を預けている方は、もれなく投資を行っているんです。
今回は、日本人の大半が知らない内に投資している理由について考えます。

銀行預金=投資?

銀行にお金を預ける事、銀行預金と言いますよね。
銀行に預けるお金である事から、預金と言われています。
銀行は私たちから預かったお金を、運用して、資金が必要な会社などに貸してそこから利息を受け取っています。その利息の一部が私たちの預金に利息として還元されるというのが、銀行のビジネスモデルのひとつです。

つまり、私たちが行っている預金は、本当は投資だといえるでしょう。

銀行預金=投資ならば、私たちは誰に投資しているの?

銀行預金は投資であるという事は、理解して頂けたかと思いますが、投資先としてどのような物が選択されているのでしょうか?銀行預金の投資対象として主な物は、日本債権であると言われています。

預金はすぐに取り出せる事がメリットですが、その金利は0.02%程度。個人で日本国債が簡単に購入できるこの時代、3年物の個人向け日本国債の金利は0.05%程度と、5倍の利回りが期待できます。3年の縛りはありますが、本当に銀行預金に預けている金額全てを、いつでも引き出せるようにしておく必要があるのかは疑問です。
どうせ使わないお金で投資先が同じならば、金利の差が2倍になる物を選択したほうが賢い選択といえるのではないでしょうか?

元本保証なのに損をする?

 

www.20twentysomething.net

 上の記事で銀行預金でも損をする理由を書いたのですが、お金の価値は変動するという事がキモとなってきます。日本の政府はインフレを目指しており、インフレになると物価が上昇し、相対的にお金の価値は弱くなっていきます。

具体的には今まで100万円で購入できたものが、10年後には購入するのに110万必要となりましたという場合です。貯金額は100万円のまま減っていなくとも、商品が買えなくなりますよね。銀行預金で資産を安全に運用していたはずなのに、10万円損をしてしまったと考えられます。

預金の価値は変動する

お金について勉強するまで、筆者は預金残高の額さえ少しづつへて行けば問題ないと思っていました。ただ、お金の価値は変動するので、目の前の価値だけでなく将来のお金の価値変動まで見据えて資産運用をしていく必要があるのだと気付きました。

お金をしっかりと貯金していたはずなのに、欲しいものが買えない、好きな事ができない未来は嫌なので、これからもしっかりとお金について勉強をして、インフレに負けないように投資を行っていこうと思います。

勉強になった本

預金バカという本なのですが、預金をしている人を煽っているとして思えないタイトルです。ただ内容としては、これからの時代に預金だけをしていたらバカを見る(損をします)理由について述べている本でして、なぜ損をするのかを分かりやすく解説してあります。また、著者の中野さんは投資信託について調べると、必ず名前が出てくるセゾン投信の代表です。これから投資しようと考えている方には、投資の入門の為、投資信託について学ぶ為の一冊としてふさわしい物だと感じました。